Library of the Year 2023 候補機関の推薦を募ります!

2023年もLibrary of the Yearを実施します。
詳しくは、以下「Library of the Year 2023の選考について」をご参照の上、自薦他薦問わず、「良い」と思った図書館や機関を積極的に推薦してください。

<応募方法>
Library of the Year 2023 候補推薦フォームにて応募してください。

※候補推薦フォームのご説明

<応募期間>
2023年6月23日(金)~2023年7月11日(火)

※本応募は締め切りました。ご応募ありがとうございました。


Library of the Year (LoY) とは

概要

「Library of the Year」とは、全国各地の図書館等の知的情報資源に関わる機関・組織が行っている先進的な取り組みを対象として、知的資源イニシアティブ(IRI)が授与する賞です。
2006年に第1回が行われてから毎年実施しており、今年で18回目を数えます。

Library of the Year 2023の選考について

1)選考対象・評価基準

 公立図書館、学校図書館、大学図書館、専門図書館、図書館関連企業・団体等が行なっている活動を選考対象として、他の図書館等の参考となる先進的な取り組みを評価します。

 なお、評価にあたっては以下の点を前提として選考を行います。

  • 選考対象となるのは図書館等が行っている「活動」であり、その実施主体である「機関・組織」を評価するものではありません。
  • この賞は「日本一の図書館」を決めるものではありません(全国の図書館等を総合的・客観的に評価するわけではありません)。あくまでも「他の図書館等の参考になる活動を行っているか」という基準にもとづき、選考委員・審査委員がそれぞれの観点から評価するものです。
  • ここ数年程度の活動を選考対象として優秀賞を授与します。長期的な活動はライブリラリアンシップ賞として表彰します。
  • 活動規模の大小や実施主体の種類・規模は問いません。

2)選考・授賞の主な流れ

  • 4〜5月……Library of the Year実行委員会の合議により、「Library of the Year 2023選考委員会」を組織します。選考委員を依頼するにあたっては、各々の在住する地域、年齢、性別、職業業種(館種)などに多様性が現れるように配慮します。
  • 6〜7月……広く一般から推薦を受け付けます(自薦・他薦を問いません)。Library of the Year 2023選考委員会の委員も推薦を行います。 ※下記(3)参照
  • 7〜8月……推薦された活動を候補として、Library of the Year 2023選考委員会のメンバーによって第一次選考会(書類選考・非公開)を行います。
  • 8〜9月……Library of the Year 2023選考委員会のメンバーによって第二次選考会(オンライン開催・公開)を行います。第二次選考会では優秀賞(ここ数年程度の活動を評価)とライブラリアンシップ賞(長期的な活動を評価)を決定します。
  • 10月……優秀賞のなかから大賞を選出する「Library of the Year 2023最終選考会」を開催するために、実行委員会の合議によって審査委員会を組織します。審査委員会を構成する審査員(5名を予定)は、第一次選考会および第二次選考会を担当する選考委員とは異なります。年齢、性別、職業などのバランスも考慮しながら、図書館界を俯瞰する立場にいらっしゃる方々を審査員として依頼します。また、一般参加者の方の投票によってオーディエンス賞も決定します。

3)推薦情報の取り扱い

  • 自薦・他薦を問わず、ご推薦いただいたすべての活動がLibrary of the Year 2023選考委員会による選考対象となります。
  • 推薦内容の不明な点や詳細を確認するため、IRI事務局から推薦者にご連絡を差し上げる場合がございます。推薦の際にはご連絡先もご提供いただきますようお願いいたします。
  • 自薦・他薦を問わず、一般からの推薦については推薦者ご自身が選考の議論に関わることはありません(議論に参加できるのは選考委員会のメンバーのみとなります)。
  • ご推薦の際にお送りいただいた個人情報はIRI事務局にて適切に管理いたします。Library of the Year 2023の選考に係る業務以外に当該情報は使用いたしません。

4)実施体制

 本事業はIRIの担当理事で構成されるLibrary of the Year実行委員会が企画を担い、IRI事務局および協賛企業を含む協力者の皆さんとともに運営を進めます。

今年度の選考委員会のメンバーは次のとおりです。

■Library of the Year 2023選考委員会(2023年5月21日現在)

  • 有山裕美子(滋賀文教短期大学)
  • 石川靖子(横手市立横手図書館)
  • 今井福司(白百合女子大学)
  • 岡野裕行(皇學館大学/Library of the Year実行委員(選考委員長))
  • 岡本真(アカデミック・リソース・ガイド(株)/Library of the Year実行委員)
  • 桂まに子(京都女子大学)
  • 小村愛美(大阪大学附属図書館)
  • 澤谷晃子(大阪市立中央図書館)
  • 嶋田学(京都橘大学)
  • 下吹越かおる(指宿市立図書館/NPO法人本と人とをつなぐ「そらまめの会」)
  • 伊達深雪(京都府立丹後緑風高等学校久美浜学舎/edit Tango)
  • 豊田恭子(ビジネス支援図書館推薦協議会副理事長)
  • 野末俊比古(青山学院大学/Library of the Year実行委員)
  • 長谷川優子(埼玉県立久喜図書館)
  • 前田郁子(大阪大学)
  • 森いづみ(県立長野図書館)
  • 山崎博樹(知的資源イニシアティブ/Library of the Year実行委員)

5)報道・報告などにあたって(お願い)

 Library of the Yearは図書館の活性化を目的の一つとしています。テレビ、新聞、雑誌、ウェブなど、各種メディアに取り上げていただくことを大変嬉しく思っています。受賞された自治体等が広報に活用していただくことも歓迎・推奨しています。

 ただし、本事業はその名称こそ「Library of the Year」となっておりますが、「図書館的」な機関・組織等が行なっている先進的な活動を選考対象とするものであり、「日本一の図書館」を選出することを目的としているわけではありません(主催者が大賞を受賞した機関に「日本一」という表現を用いないのは意図的なものです)。各種メディアでこの賞の結果を話題として取り上げていただく際には、本事業が意図する以下の留意点を踏まえていただくようお願いいたします。

  • 選考・評価の対象となるのは図書館等による先進的な「活動」であり、実施主体である「機関・組織等」ではありません。
  • 本事業は全国の図書館等を総合的・客観的に評価して「日本一の図書館」を決めるものではありません(大賞受賞機関を「日本一の図書館」と位置づけるものではありません)。あくまでも「他の図書館等の参考になる活動を行っているか」という基準にもとづき、選考委員・審査委員がそれぞれの観点から評価するものです。
  • 優秀賞およびライブラリアンシップ賞を授与するに際しては、選考委員会の責任のもとに「授賞理由」を言語化し、本ウェブサイトにて広く一般に公開いたします。
  • 授賞は年に一度のみですが、選考・評価についてはここ数年程度の活動を対象とします。長期的な活動はライブリラリアンシップ賞として表彰します。

6)お問い合わせ先

IRI事務局
iri【A】fms.co.jp(【A】を@に読み替えてください)

 

2023年6月23日

Library of the Year実行委員会