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TFの経緯/目的
わが国の今後の社会的・経済的成熟を考えたとき、その中核を成すであろう知的情報資源を活用した新しいサービスの創造が必要となっています。これを「知的サービス」と名付け、それを十全に活用できる制度づくりとそれを実行しうる施設を都心部に設置することを提案いたします。また、今後ますますその重要性が高まるであろう、官・民・NPOのセクターの違いを超えた知的資産を活用する協働関係のモデルとなることも目指します。
アピールポイント
ニューヨーク公共図書館(特にSIBL:科学・産業・ビジネス図書館)やパリのポンピドゥーセンターがその都市の知的活動を象徴するように、
- 「知的サービス」を市民・国民に目に見えるイメージとして提示する象徴的機能
- 対象者を明確にしたうえで、個別具体的な情報ニーズに応える実質的機能
を併せ持ち、図書館機能を中心とした各種知的サービスを提供する複合施設の設置を提案します。
なお、館内のサービス提供サイトは、すべてを直営とはせず、より専門性・効率性の高い外部機関があれば、個別の契約で運営を委託し、その集積効果を発揮させます。その際、NPOに特に配慮し、その使命志向性と専門性を活用いたします。
名称には、旧態依然のイメージを払拭できない「図書館」という言葉は用いず、例えば「ノレッジ・センター」のようなまったく新しいコンセプトを提示します。
プロジェクト
ノレッジ・センター構想(PDF:219KB)
メンバー
座長 : 柳与志夫(国立国会図書館)