LoY2018 一次選考通過機関の評価内容について

惜しくも二次選考の通過は逃しましたが、LoY2018の一次選考通過機関の評価内容を発表いたします。
※順不同です。

  • 帝京大学メディアライブラリーセンター
    2012年から現在まで,学生による「共読サポーターズ」活動は「MONDO書架」の企画運営やワークショップを継続的に実施しており,対外的なPRも積極的である。大学図書館における学生協働の参考となる取り組みとして高く評価した。
  • 恩納村文化情報センター
    日本初の取り組みとなる観光と本格的に連動して整備・運営されている施設であり、団体貸出を利用したホテルへのミニライブラリーの設置、村外者へのカード発行、隣接する博物館、道の駅的施設との連携は秀逸。
  • ビジネス支援図書館推進協議会
    18年前から公立図書館での情報サービスや人的支援が地域ビジネスの有効であることを啓蒙し、継続して支援していることを評価した。
    また、17回を数える講習会の受講生は500名を超え、全国の図書館等員が学び、繋がる機会にもなっている。
  • 幕別町図書館
    地元書店から仕入れた図書を地元の福祉施設で装備。図書館サポーターを育成し、彼らによる企画展示やイベント運営を実現。小さな町の図書館が地域経済の核となり、住民参加型の図書館づくりを進めている点を評価した。
  • 国立がん研究センター
    公共図書館を介したがん情報の普及を目指す「がん情報ギフト」プロジェクトは、全国からの寄付によって進められている。信頼できるがん情報を届けるための仕組みを構築した、将来性のある取り組みとして高く評価した。
  • 超高齢社会と図書館研究会
    「ともにつくる」「互いを知る」「尊厳をもまる」を基本方針に、迫りくる超高齢社会に図書館は何が出来るかを真摯に議論し、「認知症にやさしい図書館」を目指す、すべての図書館に向けてガイドラインを策定したことを評価した。